肌断食10年 ベースメイクの仕方

肌断食を30代の半ばから始めてもう10年ほど続けています。

肌断食をしている人、メイクはどうするのかなと思うことがあるかと思います。

ちょっと書いていこうと思います。

今回はベースメイク編です。

 

 

肌断食といってもやり方はいろいろなようですが

私がしているのは宇津木式というもの。

宇津木龍一先生の提唱するスキンケアです。

スキンケアは、基礎化粧品や洗顔料、クレンジング剤を使用せず

水(33℃以下のぬるい水)だけで洗顔します。

保湿は基本ワセリンのみ。

 

化粧品で熱心にケアしている人ほど乾燥、肌荒れ、くすみ、肌の赤みなどが

多いそうです。

またスキンケアの際に肌に良くないことは、

肌を触ったりこすったり刺激を与えること。

そして肌に大切なのは肌バリアといわれる肌を守る皮膚の働き。

肌バリアが壊れると肌トラブルができやすくなります。

メイク落としのクレンジング剤は肌バリアを壊してしまうそうなんですね。

 

肌断食を始める際に読んだ本がこちら。

わかりやすくやり方や効果などが書かれていて勉強になりました。

 

 

10年ほど試行錯誤して肌断食を続けてみて

自分に取り入れられるところは取り入れ、

難しいところは少し変えたりしながら自分の肌を向き合ってケアしています。

 

 

まずスキンケアは、朝は水(33℃以下のぬるい水)だけで洗顔します。

保湿は基本ワセリンのみ。

メイクはしてもOKですが、クレンジングを使用しないで石鹸で落とせるものを使用します。

ファンデーションやチークはパウダータイプのものを使用すると、より肌に負担をかけません。

アイライナーやマスカラ、眉マスカラなどはお湯落ちのものも多いですので

それを選びます。

メイク落とし用石鹸は、成分表示にせっけん素地と書かれた純せっけん(固形)を使います。

保湿のワセリンはこちらが有名ですね。

一つでかなり持ちますのでコスパも最高良いです。

 

メイクをしない日は夜もさっとぬるい水で洗顔します。

メイクをした日は純せっけんを泡立てて優しく洗い、ワセリンで保湿します。

私はお風呂場で夜の洗顔をすることが多く

寒いと風邪をひくので

夜の洗顔の温度は38℃~40℃くらいかもしれません。そうするとやっぱりお肌は乾燥する感じがありますのでワセリンで保湿をしっかりします。

たまに小鼻などざらっとすることがあります。

その場合は小鼻だけ優しくスクラブ洗顔します。

 

 

 

 

 

 

スキンケアに熱心だと

使うスキンケア用品も多いですよね。

私も20代では

洗顔後は導入美容液、化粧水、乳液、美容液、クリーム、アイクリーム、パック、その他たくさん使用していました。

お肌はつやつやでしっとり、

「肌きれいですね」と言ってもらえることも多く

熱心にケアしていたのを思い出します。

もちろんメイクも好きで

UV下地、リキッドやクリームのファンデーション、コンシーラー、パウダー、チーク、マスカラ、リップ、アイシャドウ、ハイライト

アイブロウパウダー、アイブロウマスカラ、あれこれ使いました。

メイクの後はクレンジングと洗顔料でダブル洗顔

メイク落としはオイルクレンジング、ジェルクレンジング、クリームクレンジング・・・

こちらもいろんなものを試しましたね。

 

今思うとすごいな・・・という感想です。仕事の後のメイク落とし、スキンケアも負担でした。。

 

肌断食を始めてからずっと続けてみた感想は

「楽だな」というところです。

 

肌断食していない自分と

20代のころからのスキンケアを続けていた自分の肌を比べてみたいと思うこともありますが

無理なので残念です。

 

私の肌はもともとトラブルがあまりありませんでした。

なので肌断食もスムーズにできたのかもしれません。

 

ただスキンケアアイテムが増えていた時には

生理前などに化粧水で目元がかゆくなったり揺らいでいたのを思い出します。

あとクレンジングや洗顔後は本当に肌が乾燥でつっぱって

とにかく早く化粧水をつけないと!という感じでした。

1日メイクしてクレンジングすると肌はとっても疲れた感じがして

週末にメイクしない日があると

とても肌が楽でした。それでもスキンケアはしっかりしていました。

 

肌断食を始めてからはまずスキンケアが不要です。ワセリンを薄くつけるのみ。

肌はさらさらしてメイク直しがほとんど必要ありません。

マスクをしている夏場もメイクがドロドロ崩れたりしませんし

鼻周りが皮脂でテカテカなんてこともなく

前髪もぺったりしてなんか脂っぽいな、ということもなく1日さらっとしています。

ゆらぐこともほとんどなく、乾燥もしません。

ただもともと皮膚が薄く乾燥しやすいため

パウダーは薄めにつけるようにしてします。

沢山スキンケアをしてメイクもしっかりしていたころよりも

薄いパウダーをはたくだけで外出しても気にならないような肌になりました。

 

 

宇津木式では日焼け止めもできるだけ使用せずに

帽子や長そでなどで紫外線対策をするのがベストとのことですが

子育てなどで忙しいとそこは難しいので

日焼け止めは使用します。

 

今はせっけんで落とせる日焼け止めパウダーも多く

キャンメイクなどのプチプラでもあるので助かりますね)

普段の軽い外出ならなるべくパウダー、またはUVカット効果のあるミネラルファンデーションを選びます。

 

夏の長時間の外出や運動会やレジャーには

せっけんで落とせる日焼け止め(紫外線吸収剤不使用のもの)を選びます。

 

紫外線もカットしてくれるお肌に優しいミネラルファンデーションは

私はここ数年はこちらを使用しています。

ミネラルシルクファンデーション

こちらのいいところは乾燥しなくて

うす付きで何となく肌をきれいに見せてくれるところ。

カバー力はあまりないので最初は心もとないかもしれませんが

肌断食をしているとカバーするような粗もあまり気にならなくなりますので

十分です。クマなどは別にコンシーラーを使用します。

また付属のパフでぱぱっとつけることができるのもとてもいいです。

ミネラルファンデーションをいくつか試して

調べたりもしましたが

パフでつけられるのはこちらだけでした。

よくある、ブラシでくるくるとんとんとするルースタイプのファンデーションは

面倒で使わなくなりました。

固形になっているミネラルファンデーションは

成分が多かったり口コミがあまり良くなかったりで候補からは外しました。

 

せっけん落ちコスメで有名なのはエトヴォスとか

最近は&beもありますね。

いろいろ試して使いやすく、落としやすいものを選ぶといいと思います。

 

&beの日焼け止め乳液も大変人気ですが

私はユースキンの日焼け止めミルクもいいと思います。

お値段も安く手に取りやすいかと思います。

 

&beはコンシーラーが優秀でお値段も良いです。

エトヴォスのコンシーラーを数年使用していましたが

値段と使用感で&beに変えました。